合皮と本皮の違いは大きいです。
合皮(ごうひ・・・皮に似せたビニール)と本皮(ほんがわ)の違いを理解しておくことは
重要なポイントです。
〈合皮のビジネスシューズの特徴〉
◎良い点
安い・・・・3000千円台くらいまでのビジネスシューズは、合皮を使っていることが多いです。
とにかく値段が安いことが最大の魅力です。
見た目・・・パッとみると本皮との区別が付きません。つまり、本皮と思うような見た目です。
デザイン・・・それなりにデザインの優れたものも多くあります。
◎悪い点
買った時の状態が靴のピークで一番良い状態で、風合いが出たりすることはありません。
そして、そこから着実に痛みが始まっていきます。
メンテナンス・・・・靴のクリームを塗っても、ビニールなのでクリームをはじいてしまい
メンテナンスをしたくても全くできません。
本皮であれば、多少の小さい傷は、クリームを塗ることで簡単に隠すことが出来るのですが、
そういったメンテナンスはできません。
そのため、例えば、つま先を少しぶつけてしまうと、ペロンを表面が剥がれてしまい、
ボンドで修復するくらいしかできません。
足が疲れる・・・・これも特徴です。
機能面を全く考えていない靴と言えます。